ArgoCD で Application が削除できなくなった場合の対処法
ArgoCD で Application リソースが削除できなくなる問題と、その対処方法について解説します。
背景
ArgoCD では、Application リソースに finalizers が設定されている場合、関連するリソースが完全に削除されるまで Application の削除が保留されます。
しかし、何らかの理由で関連リソースの削除が完了しないと、Application の削除処理が停止したままになることがあります。
対処方法
このような場合、kubectl コマンドを使用して finalizers を手動で削除することで、Application の削除を強制的に完了させることができます。
kubectl patch app <Application> -nargocd -p '{"metadata": {"finalizers": null}}' --type mergeこのコマンドは、指定した Application の finalizers フィールドを削除し、削除処理を強制的に進めます。